息子のアレルギー発作

家族の出来事

実は前回の京都旅行の帰りに息子がアレルギーの発作を起こしました。

息子のアレルギー

生まれてから顔や全身に発疹がいつも出ていて、血液検査で調べともらうとアレルギー体質であることがわかりました。

卵白や犬、ごま、ナッツ類、ハンノキ、ハウスダスト、豆乳、ブタバナ等々ありとあらゆるものの数値が高い状態。救いは小麦粉などが含まれていなかったこと。

かかりつけのお医者様は、「数値が高いので大きな病院へ紹介状を書くのでそちらで診てもらってください」と言われ、大きな病院へ。

1回目 『ごま』

1歳位になった時、おやつに食パンにゴマペーストとハチミツを塗ったものを食べさせたら、しばらくして、体が熱っぽくなり、赤くなり、発疹がではじめたので病院へ。

「アレルギーがあるかもしれないので、かかりつけの病院で検査してもらってください」とのこと。

実はこの時はまだ息子がゴマにアレルギー反応を示すとは思っていなかったので、驚きました。

2回目 『カシューナッツ』

3歳の時、家族で日帰り温泉に行き、帰りにおやつに私が食べていた『ナッツとドライフルーツ』が入ったお菓子を食べていたら、息子が欲しがり、ドライフルーツだけを食べさせました。

しばらくすると「熱い~」「かゆい」と車の後ろから声がするので振り返ると粘膜が腫れてぱんぱんになってきていました。

慌てて薬を飲ませて、その足でかかりつけの救急病院へ。

カシューナッツはアレルギーの中でもきつい方で有名らしいです。(私は勉強不足でした)

実際息子はカシューナッツ自体は食べていません。

あのカシューナッツについている白い粉。あれが他のドライフルーツに付いていて、それが今回の発作の原因だったようです。

点滴を受けても、なかなか腫れは引きませんでした。

3回目 『ピスタチオ』

このピスタチオが京都旅行の最後に飲んだスムージーに入っていたのです。

『ミックスベリーのスムージー』という名前が私を油断させました。詳しく見ていなかったのです。

息子は少し飲んで「やめておく」と私に渡しました。

後で気づいたのですが確かに「ピスタチオ香る」と書いてありました。

後部座席から「熱い」「かゆい」とパニック状態の息子。

薬を飲まそうにも口を開かない。

とりあえず飲ませ、車を飛ばして帰りながらかかりつけの救急病院へ電話して連れていくことにしました。

家に帰ると少し落ち着いていたと思ったら再び「熱い」「かゆい」と発作が起きました。

エピペンを打ち、その足で病院へ連れて行きました。

私たちが住んでいるところは田舎です。救急車をよんでも時間がかかります。その為、自家用車で連れて行きました。エピペンは打ってから30分以内に病院へと言われています。

ですが、今回は病院まで急変することが無かったので良かったですが、もし…と考えるとぞっとします。

結局、息子はそのまま入院することに。

翌日退院できましたが、このことがきっかけで、知らないものを食べることを躊躇することが増えました。

アレルギーの負荷テスト(入院して医師の管理のもと実際にアレルギーのものを少しずつ食べてみる試験)を受けて、卵白やピーナッツなどは食べれるようになっていました。

そんな矢先に起きた出来事。

本当に私の不注意で息子には申し訳ないことをしたと思いました。

家族のアレルギー

実はうちにはもう一人食物アレルギーを持っている人がいます。

夫は中学生くらいの時、正月用に買ってあった甘えびを勝手に大量に食べてアレルギーを起こして以来『えび』『ワタリガニ』が食べられません。

夫の場合は好きで食べていて、自分のキャパシティを超えてしまってのアレルギーなので、味がわかるのです。

家では極力えびの料理はしないのですが、お寿司屋さんなどで『ボタンエビ』などを食べている私を『うわぁ~、さぞかし美味しいだろうね』などと言ってきます。

それはそれで食べにくいですが、私もエビは好きなのでたまには食べたくなってしまいます。

家族の健康

こんな風に家族でばらばらのアレルギーだとなかなか料理のメニューを考えるのも一苦労です。

ですが、旅や外出先で楽しめるように、最大限の注意を払って食事をしていきたいと思っています。

やはり『食』は楽しいことの一つです。

息子にも楽しんで食事ができるように願うばかりです。

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